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クレイマンライト裁判。16日目。 (2021/11/30)

執筆:宍戸健

感謝祭(Thanksgiving)のため一時中断したが、本日陪審員の審議が再開された。10人の陪審員全員が合計25の議案を審議し全員一致をしなければならない。本日審議終了しなかった。

本日はCoingeekのKurtがフロリダ州の弁護士でYouTuberのPeter Tragos氏と裁判を分析、解説しているものを参考に以下要点を記載する。

1. 陪審員は合計25議案についての審議が必要である。陪審員10人は選任される時と、評決のやり方のみについて裁判長から指示を受けている。彼ら10名だけで評決をまとめなければならない。

2. 議案審理の方法についてのブルーム裁判長の指示。(冒頭文)

「あなたの判断は、ここに提示された証拠だけに基づいていなければなりません。誰かへの同情や偏見によって影響を受けてはいけません。

あなたは、私が説明する法律に従わなければなりません。たとえその法律に同意しなくても、私の指示には全体として従わなければなりません。あなたは、法律に関する指示のどれかを選んだり、無視したりしてはいけません。」

3. 最終弁論で原告の請求額は$160B(約17.6兆円。ビットコインプロトコル知的財産全体の価値$252Bの50%+$34Bの懲罰的損害賠償金) 。この$252Bはクレイグ博士が10/31日に書いたプライベートSlackGroup内での発言だが、原告側の侵入者がいる。この数字をもとに原告側が主張した。

4. Tragos弁護士の意見では、本件は原告側が勝訴するのが非常に難しいので原告弁護士は時間給をもらっていると思う。本件は民事訴訟であり"Preponderance of evidence"(証拠の優越)で判断される。「証拠の優越」とは、アメリカ合衆国の民事訴訟で物事を立証する際に要求される立証の程度(→standard of proof)の一つであり、ある事実が“ないというよりはある”と言えるかどうかで判断すること。

5. パートナーシップの成立するためには以下4項目を全て満たさなければならない。

a. 共通の目的があること(A common purpose)

b. パートナーシップの対象物または目的に対する共同所有権(A joint proprietary interest in the subject matter or purpose of the partnership)

c. 利益を共有する権利と損失を共有する義務(The right to share profits and the duty to share losses)

d. パートナーシップに対する共同支配または支配権(Joint control or right of control over the partners

6. デイブにもしビットコインがあったなら何故引き出そうとしなかったのか。入院費用を支払うのに自宅を抵当に出し、最期にはスマホの請求の支払いもされていなかった。

7. クレイグ博士が不当利得として評決があるかも知れないが、その場合でもデイブがクレイグ博士に費用の要求をしたことがなかった。デイブがワークしていたのはホワイトペーパーの添削だと推測される。この場合では最大でも50万ドルくらいの評価にしかならないのではないか。

先進的なアイディアのプロジェクトでは報酬なしで仕事をしているケースは数多くみられる。

8. 証人の一人でデイブの同僚キモン・アンドリューはデイブはコードが書けないと証言していた。しかし、「コードが書けない。」という意味について、陪審員の受け取り方は全くことなる可能性がありコードが書けずとも他の貢献があった(デイブとクレイグ博士のやりとりは多くあったため)と評価するかもしれない。

9. 2008年にクレイグ博士からデイブへ「ビットコインの手伝いをして欲しい。」とのメールが捏造されていたと証明された。これは原告側による訴訟の根拠に関わる非常に重要な証拠だったが陪審員はどれほど重要視するだろうか。

10. クレイグ博士のアスペルガー症候群による法廷での言動が陪審員にはマイナス評価につながるかも知れない。また、クレイグ博士には税務署からの監査が何度もあったことなどは悪意をもつ人物だと評価されかねない。しかし14社も経営していれば数年おきに監査があるのは非常識なことではない。また海外に節税のため財産を移すことなど、これらがキューバ系の一般のおばさんにはどのように人物評価されるかはわからない。

11. 陪審員は自己判断でどの証人の証言を参考にするかを決めることができる。したがってクレイグ博士のことを嫌いだと心証を抱いた場合、クレイグ博士には不利な評決をする可能性がある。

12. 評決は全員一致しなければならない。一致しない場合は延々と続くが、裁判長は「米国の法律制度の正義のために、国民の税金を無題しないために最善を尽くしなさい。」のような説得をし早期に評決がでるように促す。.

13. もしBTCを換金する場合陪審員の裁量で充分な期限を設定する。. 上告する場合、両サイドの弁護士が時給で支払われている場合えんえんと続く可能性がある。.

14. クレイグ博士が賠償金を支払うことになってもTulip Trustはクレイグ博士個人の所有ではないため、支払いをどうやるのか。

15. 陪審員の評決はとんでもないのが出てくる場合もある。例えばパートナーシップが存在しないと評決したのに、デイブに支払いを命令する。

本日11月30日日本時間24:00(フロリダ現地時間10:00)に陪審員評決(Verdict)が発表されるのだろうか。現地時間19:00よりマイアミ入りしているBitcoin Association会長のジミーさん主催でミートアップが開催される予定だ。みんなでお祝いができそうな気がする。

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